Figure AI、ホワイトハウスに人型ロボットを初訪問──多言語で来場者を歓迎

Figure AI、ホワイトハウスに人型ロボットを初訪問──多言語で来場者を歓迎

Figure AIの人型ロボット「Figure 03」が2026年3月25日、ホワイトハウスを訪問した。メラニア・トランプ大統領夫人が主催する「Fostering the Future Together Global Coalition Summit」に登場し、45カ国の女性リーダーを前に複数言語で歓迎の挨拶を行った。ホワイトハウスに人型ロボットが招かれるのは史上初めてのことだ。

ホワイトハウスでFigure 03と並ぶメラニア・トランプ大統領夫人(出典:NBC News

ホワイトハウス初のヒューマノイドゲスト

イーストルームで行われたサミットで、Figure 03はメラニア・トランプ夫人と並んで歩き、来場者に手を振って挨拶した。複数の言語で歓迎メッセージを述べ、その映像はソーシャルメディアで数十万回再生された。

あなたは私にとって、ホワイトハウス初のアメリカ製ヒューマノイドゲストと言えるでしょう── メラニア・トランプ大統領夫人

Figure 03のスペック

項目

仕様

身長

5フィート8インチ(約173cm)

重量

約135ポンド(約61kg)

外観

白黒デザイン、メッシュファブリック被覆

センサー

手部カメラ、全身触覚センサー

AI技術

VLA(Vision-Language-Action)モデル「Helix」

Figure 03は2025年10月に発表され、食器洗い機のセッティング、洗濯、おもちゃの片付け、衣服の折りたたみなど家庭内タスクの実行を想定して設計されている。

Figure AIの企業概要

Figure AIはBrett Adcock氏(ドローン企業Archer Aviation創業者)が設立し、NVIDIAやLG Technology Venturesなどから10億ドル以上の資金を調達している。サニーベール(カリフォルニア州)に本社を置き、家庭用ヒューマノイドロボットの実用化を目指している。

ロボティクス産業の転換点

ホワイトハウスへの招待は、人型ロボット技術が研究段階から社会的な認知を得るフェーズに入ったことを象徴する出来事だ。一方、現時点では政府との契約はなく、商業化までの道のりにはコスト・安全性・規制面での課題が残されている。メラニア夫人が構想した「Plato」と名付けられたヒューマノイド教育者のビジョンは、将来の応用可能性を示唆するものの、実現にはまだ時間を要するだろう。

参考:NBC News / CNBC / Fortune

この記事に携わった人
Mynto編集部
Mynto.aiの編集部です。
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